■山根正子さん経歴
勤務先 RHESC(創設者)
現住所 ネパール カトマンズ市 ミトラパーク チャービル
日本の帰省先 鳥取県西伯郡大山町唐王650
E-mail ymasako@wlink.com.np
■学歴
昭和12年3月4日 鳥取県大山町に生まれる
昭和27年 鳥取県大山町所子村立所子中学校卒業
昭和30年 鳥取県立米子西高等学校卒業
昭和33年 鳥取赤十字高等看護学院卒業
昭和48年 佛教大学社会学部福祉学科通信課程入学
昭和53年 同上中途退学
■職歴
昭和33年〜38年 鳥取赤十字病院看護師
昭和38年〜44年 山陰労災病院主任看護師
昭和44年〜46年 医療法人武庫川病院看護師(学校法人兵庫医科大学に変換)
昭和46年〜52年 武庫川高等看護学院教務主任として出向
昭和52年〜58年 兵庫県立塚口病院看護師長
昭和58年〜現在 ネパールへ保健医療ボランティアとして移住、現在に至る
■活動歴
1983年〜86年 ネパールULBAフリークリニック
1986年 RHESC設立(借家)
1987年 「山根正子後援会の支援で」RHESC建物完成
1988年〜90年 スモン基金と毎日国際交流賞受賞。その賞金で多目的教育ホール増築
1998年〜99年 読売医療功労賞の賞金で教育ホール2階に鍼灸、快医学診療棟増築
2001年 国際ソロプチミスト、日本ネパール人づくり協力会、ライオンズクラブの支援により3,4階に手術室、図書室等を増築
2001年〜現在 鍼灸学校開設準備中
■RHESC以外での活動歴
1984年〜86年 AOCAアイキャンプ隊に参加
1985年〜86年 月3回レプロシーコロニーに出張診療
1987年〜88年 マルシャンディ水力発電所建設現場の健康相談
1991年〜92年 ハザマ ウダヤプールセメント工場建設現場の健康相談
1992年〜93年 川崎重工エチソパニ架橋建設現場の健康相談
1996年〜06年 カトマンズ日本語学院の日本語非常勤講師(月2回)
2009年〜12年 ルンビニ日本山妙法寺一時診療所にて無料診療
■受賞歴
1988年 スモン基金奨励賞
1989年 第一回毎日国際交流賞
1992年 第25回読売医療功労賞並びに厚生大臣賞
1993年 国際ソロプチミスト米子クラブ賞
1993年 ソロプチミスト日本女性ボランティア賞受賞
■RHESC
正式名称 Rural Health Education and Service Center(RHESC)
住所 Gokaruna Dakshin Dhoka Jorpati, Kathmandu, Nepal
創設者 山根正子 事務局長(Chairman)B. P. Shahi
【概要】
RHESCは1986年の11月より活動している非政府組織(N.G.O)である。保健衛生分野での専門的なサービスを提供し、カトマンドゥ盆地北東部の農村、郊外の人を中心に年間延べ約15000人の病気予防と治療を進めている。このセンターは、カトマンドゥ市の中心部より13km離れた場所、ゴカルナ ダクシン ドルカにある。RHESCは、農村開発委員会:ジョルパティ、ゴカルナ、ムルバニ、ゴタダール、スンダリジャル、バドラバス、チャングナラヤンの為に運営されている。また100万人もの異なる仕事に就いている労働者、特にボーダナート、アテルケル、ペシガオン地区のカーペット工場の労働者が多く訪れる。他、様々な健康上の問題でカトマンドゥ盆地以外からも患者が来院する。RHESCは、特にカトマンドゥ盆地東部地域の社会的、経済的に恵まれない人達を対象として診療している。
【目的】
RHESCは、家庭と地域社会の保健衛生の範囲内で医療サービスを提供すること。
- 保健衛生教育を通じて農村部の人々にその地域に存在する病気を防ぐ方法を認識してもらうこと。
- 早期に診断された軽、中程度の病気の治療を行うこと。
- 医療スタッフの育成
- 政府の進める保健衛生プログラムの支援
【提供サービス】
一般医療サービス | 週6日 | 快医学サービス | 週4日 |
---|---|---|---|
鍼灸治療 | 週6日 | 耳鼻咽喉科 | 週1日 |
眼科 | 週1日 | 皮膚科 | 週1日 |
婦人科 | 週1日 | 小児科 | 週1日 |
臨床病理検査 | 週6日 | 予防接種 | 週1日 |
家族計画サービス | 週1日 | 保健衛生教育 | 定期 |
【スタッフ】
総スタッフ数21名(日本人は山根正子ひとり・他はネパール人)
常勤医師1名:内科 非常勤医師(土曜)5名:眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・婦人科・小児科
看護師・事務スタッフ15名
【その他】
2012年現在、政府の発行するライセンスを取得可能な鍼灸師を育てる、鍼灸学校開設に向けて準備中